ポンコツバイクと格闘記
バイクライフを楽しむ為に修理・改善等をしてるのだが、何時になったらNOトラブルで走ってくれるのやら・・・
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モンゴルラリー 2011 その9
ETAP 7
アルベイヘール~アタール

「初めて午前様をした日」
         後編





自分がデューンに入る頃にはすでに夕暮れで、この様な風景を自分は見ることが出来なかった。

11092219.jpg



暗くなり始めた砂漠に「もしかして」という恐怖心を抑えながら突入する。








コマ図を見ると分かるが、このデューンはとにかく北に向かって進みデューンを抜けろと言うルート。

11092215.jpg



しかし前走者のタイヤの跡を見ると、東北方面(CAP45ぐらい)に向かって進んでいる。

前を走っているM上さんはタイヤの跡を走り東北方面に進む。

コマ図が北に向かえと言っても実際はデューンの壁で右へ左へとルートを替えるので、この方向でも問題ないと思い自分も東北方面に向かっていく。


この判断のおかげで後々偶然にも命拾いをする事となりました。 (^◇^;)




デューン中に入りしばらく走った所にゼッケン25(たしか)の人がキックで一生懸命エンジンを掛けていた。

「こんな所でキックとはかわいそうに・・・」
と同情するが、自分は全身大ケガで助けることが出来ない。

「頑張ってね」と心の中で思いながらセルを回そうとすると、セルが回らない!! (@_@;)

車体をぐるりと見てみると、他のライト関係も点灯していない!

これはヒューズが切れたなと思い交換しようとするとM上さんが、
「寒いから先に行って良い?」
と、自分を地獄の底に叩き落とす言葉を言ってきた。 (T_T)

今はラリー競技中。
ツーリングではないのでもちろん引き留めることは出来ない。

引き留めたいとこだが先に行ってもらうことにした。





ヒューズを交換して再スタートするも、次のデューンを越えるラインを間違えアリ地獄の様な所にはまる。 (×_×)

折り返そうにもケガで思うようにバイクの向きを変えることが出来ない。

もがいているうちにまたヒューズが切れる・・・

雨の後からヒューズが切れるようになったから、何処かに水が混入しショートしてる可能性がある。

最後のヒューズを交換し本当はここでヒューズの切れる原因を探さなければならないが、周りは真っ暗、今の自分にそんな気力はない。

振動で混入した水が落ちると少し期待もしてた。


とにかく今はバイクの向きを変えたいので、エンジンは掛けずに助けを呼ぶことにした。



みんなが走ってるラインに上がると、ちょうどM橋号のジムニーがヒルクライムアタックを何度もしていた。

ヒルクライムに失敗して下りてきた時に助けを求めたが、
「自分達も一杯一杯で助ける余裕がない」
と言われてしまった。

確かにその通り。

こんな所で人を助ける余裕のある人はスーパーマンですよ。 (^_^;


ここは助けてもらうのは諦め、それでも自分が進めるようにヒューズの予備を貰うことに。

混入したと思われる水がいつ落ちるか分からないので、大量のヒューズが欲しかったのです。



そのM橋号がヒルクライムを成功した頃、まるちゃん号のジムニーが到着。

まるちゃんにもヒューズを分けて貰い、あわよくば助けて貰おうとしたら・・・・



まるちゃん、すんなりとヒルクライムを成功し走り去っていきました。
  (゜◇゜)ガーン










その結果・・・










まるちゃん・M橋さん・その他のライダーが行ってしまい、夜中の砂漠でひとりぼっちになってしまった。 (T_T)

11092216.jpg





砂漠なのでもちろん街灯は無くあたりは真っ暗。

進みたいがいつヒューズが切れるか分からない為、エンジンを掛けることが出来ない。

もちろん体のケガで自由がきかない為、走り出す勇気も出てこない。



非常食(ナッツ系)を食べて落ち着こうとしたが、手が砂だらけで食事と言うより砂を食べてる感じなので食べるのを止める。



時間が経ってきたら辺りの気温が下がってきた。

砂漠に入る前の雨でカッパを着てなかった為、体が冷えてきた。



今は進む事より体の体調管理が大事と考え、リュックの中からアルミシーツを出す。

アルミシーツを出す時、近くに入れていた衛星携帯電話が一緒に出てきた。



衛星携帯電話を見ながらしばし考える。



今の自分は進むことが困難である・・・



意地を張って進む事を決断すると死んでしまうこともある・・・



ここは素直にリタイヤするべきか・・・



でもリタイヤはしたくない・・・




真っ暗闇の砂漠の中で「死ぬ気で進むか」それとも「リタイヤか」を1時間ぐらい悩んでいたと思う。


しかし「そんな悩みなんてちっぽけなもんだよ」と言うような事が起きる。
 (^_^;




真っ暗闇の砂漠に2台のバイクが入ってきた。

こんな真っ暗なのによく入ってきたなぁ・・・と見ていたら、先頭のバイクは東方面(CAP90)のルートを選んで進んでいった。

後のバイクは急勾配の斜面を下りることが出来ず立ち止まってる。

いつまでも進まない後に先頭の人は
「りーさん、早く!
 こっちこっち!!」




一瞬耳を疑う。

声の主は木の実さんだけど・・・



あまりにも元気がいい・・・



いま真夜中だよな・・・



そしてここは砂漠のど真ん中だよな・・・



遭難したら死ぬんだよな・・・



なんであんなに元気がいいんだ???



もしかして今の状態はそんなに深刻になるような事ではないって事か?
 (^_^;




とにかく今は木の実さんに進む方向が違うと教えると・・・

「ほんとだーーー!
 あそっちに北斗七星がある!!」


やはり自分の悩みは大した事はないようです。 (^◇^;)



木の実さんから少しだけ元気を貰うと、やっと進む気になりました。


しかし、このとき後からカミオンがやって来る。

なぜ?と思いながら見ていると自分達を救助に来たんだと。

正直これにはホッとして救助されることにしました。

11092217.jpg



そしてスタッフに連れられキャンプ場に。



これで全ての難所が終わり完走出来る可能性がかなり上がりましたよ。
 (T.T)

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コメント

>遭難したら死ぬんだよな・・・

いやいや、そう簡単には死なないから!!(^^;;;
[2011/10/12 22:50] URL | 木の実 #XCcjkIcU [ 編集 ]

木の実さん
たしかにあなたを見てるとそう思えますよ(笑)
[2011/10/12 23:00] URL | シラス #LkZag.iM [ 編集 ]


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